終末のハーレム セミカラー版 12巻 ネタバレ・感想レビュー
今回は『終末のハーレム セミカラー版 12巻』のあらすじ・ネタバレ・感想とエロ漫画を無料で読める試し読みの方法をご紹介いたしますので是非、お役立てください。
作品紹介
『終末のハーレム セミカラー版 12巻』
前話『終末のハーレム11巻』のあらすじです。
第2の男性『水原怜人』がメイティング怜人ガールズの中からメイティングのお相手に選んだのは、やはり幼馴染で大好きな『絵里紗』でした。
さらに『周防美来』は絵里紗のクローンであり、子供を授かることができない絵里紗の代わりとして存在していることが明らかとなります。
そして、怜人はMKウィルスのワクチンを作る為に、自身に高濃度のMKウィルスを投与しますが、ウィルスに負けそうになり、命の危機に陥ってしまうのでした…。
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12巻のデータ情報
おすすめ度 | ★★★★★ |
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安全性 | ◎評価 |
カテゴリー | エロ漫画・試し読み |
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2020年8月4日 |
掲載サイト | 少年ジャンプ+ |
著者名 | 原作:LINK エロ漫画:宵野コタロー |
シリーズ | 終末のハーレム |
作品名 | 終末のハーレム セミカラー版 12巻 |
話数 | ・第78話 死の淵 ・第79話 人類の希望 ・第80話 恭司と寧々子 ・第81話 運命の日 ・第82話 絵理沙の提案 ・第83話 二人 ・第84話 襲撃 ・第85話 新たなる時代 |
終末のハーレム セミカラー版 12巻
終末のハーレムの78話のネタバレ 死の淵の漂う水原怜人
人類の希望を背負い、MKウィルスのワクチンを作る為、高濃度のウィルスを体内に投与した怜人。
愛する絵里紗とのメイティング『初体験』も済ませ、万全の準備で実験体となりました。
ですが、そんな希望に反し、MKウィルスは怜人の身体をもの凄い速度で、蝕み初め彼の鼻からは血が溢れ出るというMKウィルスの病状がモロに出ていました。
本来ならば、MKウィルスに犯されても数日は持つそうですが、怜人は高濃度のMKウィルスを摂取した為『あともって数時間だ』とシン博士が告知します。
声もなく、血を吐く彼を目の当たりにし『怜人が死ぬ』。
そんな、認めたくない事実に直面した一同は、絶望に駆られ、居ても立っても居られなくなったチャイナ美女『ビンビン』は、MKウィルスの結晶を持って、中国へ帰ろうとしました。
アナスタシア姫は、頑張ってMKウィルスと戦っている怜人を見捨てるのかと投げかけましたが、ビンビンは『怜人がいなくなるところなんて見たくないのよ…』と、涙します。
すると、そこに絵里紗が颯爽と現れました。
悲報は、まだ続き、世界に発信されたUW本部が嘘の情報を流しはじめます。
それは、ロスアニア国がMKウィルスを全世界にバラまいた、男性たちを奪ったといったでっち上げた虚でした。
このことにより、全世界の標的となってしまったロスアニア国。
アナスタシア姫は、頭が真っ白になり、更なる絶望の淵へと立たされたのでした。
その時、怜人に投与していた麻酔が切れ、フッと意識を取り戻します。
咄嗟に、シン博士は『あいつと話すなら今しかない』と、皆に呼びかけ、怜人の元に集うガールズメンバー。
一番に駆け寄った絵里紗は、怜人の手を握りしめ、大丈夫だと諭しますが、尋常ではない彼女に涙に、自分に死期が訪れ、もう助からないと悟りました。
『私…ずっと待っているから…』5年前と変わらぬ可愛い顔で、自分を愛してくれる幼馴染の泣き顔を見て、怜人は改めて絵里紗に惚れ直したのでした。
怜人『こいつ…やっぱり可愛い顔してるよなぁ…』と内心思い、最後に絵里紗と居られて良かったと感じながら、遠のく意識の中、瞼を閉じようとしました。
その時、フッと絵里紗とソックリな『あの子』のことを思い出しました。
一方、周防美来も、UWのニュースを見て、怜人が重体だと知りますが、空を見上げ『水原様を信じています』と、涙を流します。
『必ず戻ってくる…それまで元気でいろって…』と言ってくれた、あの言葉。
怜人と再会するために、周防美来は、この縛りだらけで自由のない生活を『元気』に過ごしてきたのです。
しかし、ロスアニア国の実験室では、怜人との最後の別れが行われていました。
絵里紗・まひる・朱音・翠・黒田・ビンビン・アナスタシア姫は、皆、怜人を囲み、名前を呼び、最後の希望にかけていました。
怜人も、皆と同じ気持ちでしたが、そこにいるはずのない『周防美来』姿があり、彼女も泣きながら自分の名を呼んでいたのです。
恐らく、幻影なのでしょう、将又、周防の彼を想う気持ちが時と場所を超え、伝わったのかもしれません。
その場にいる絵里紗と、遠く離れた周防美来の二人に、手を握られた怜人。
こんなにも、大勢の人が自分に生きて欲しと願っている。
死を覚悟しながら、立ち向った怜人。
本物の死を目の前にして、怜人は心の底から『生きたい』と、願ったのでした。
その想いが…。
奇跡を起こしました…。
異変に気いたシン博士たちは『MKウィルスの急速な消滅を確認』したのです。
体内で急激な変化をもたらした怜人の身体は、反り返り、雄叫びを上げます。
目の前で起きた奇跡に、メンバーたちも泣き顔をハッと噤み、怜人も一心に見つめます。
息を荒げた怜人は、血の付いた口を拭い、目の輝きを取り戻していました。
『血が止まったみたいだ』そう言った怜人は、見事MKウィルスに打ち勝つことができたのです。
一科学者として、目の前で起こった奇跡に驚きを隠せず『これでウィルスが作れる』と希望を露わにします。
それと同時に、周防美来の幻影は笑顔で消えていきました。
頬をすり寄せ、泣きじゃくり、怜人が死の淵から生還したことに、ありったけんの感謝の涙を流します。
こうして、命を懸けた怜人のMKウィルスのワクチン作りは、見事成功し貴重なデータと共に、MKウィルス特効薬完成の準備が整いました。
終末のハーレムの79話のネタバレ 人類の希望 水原怜人
怜人が命を張ってMKウィルスを体内に投与した実験から数日後、シン博士はMKウィルスのワクチン作りに成功していました。
あとは、このワクチンの立証効果を試すだけとなります。
すると、アナスタシア姫は自分の父親『ロスアニア大公』に使用すべきだと言います。
一国の王であり、政治的な立場にいる重要な人物を最初の被験者にするのはリスクが高く、もしも亡くなってしまったら…と心配する絵里紗。
ですが、アナスタシア姫は『だからこそ必要だ。ロスアニアにかけられた疑惑を晴らすためにも』と、硬い決意を示しました。
そして、もし父が亡くなった場合は、次は兄を選ぶつもりだと言うアナスタシア姫。
さらに、皆に罪悪感を感じさせないよに、ニッコリと微笑み、こうでもしなければ父に叱られてしまいますと、笑顔を見せたのでした。
幼くも、健気であり勇敢な一国の姫としての風格と覚悟を見せられた、絵里紗は頭を下げ、お姫様の決意に敬意を表しました。
国の民がいなくなった宮殿内の医療施設の中で、静かに眠りにつくアナスタシア姫の父、ロスアニア大公。
ワクチンを投与し、コールドスリープを解除した時、特効薬の効果がひと目で分かるのでした。
血を吐き先の怜人と同じ病状が出るか、ワクチンが効き何事もなかったかのように安らかに目を覚ますか。
覚悟を決めたアナスタシア姫は、自ら父親のコールドスリープ解除ボタンを押します。
程なくして、コールドスリープのカバーが開き、静香かに目を覚ました、アナスタシア姫の父。
アナスタシア姫は、絵里紗や周防美来がしたように、生きて欲しいという願いを込めて、父に呼びかけ顔を覗き込みました。
すると、愛娘に呼ばれたロスアニア大公は、反応を見て、娘の名前を呼び返します。
出血無し、バイタル安定、ワクチンの効き目が出ており、ロスアニア大公は、見事MKウィルスの抵抗力を手に居ることができていました。
MKウィルスのワクチン開発は、こうして大成功をおさめ、ついに待ちに待ち望んだ成果に皆大いに歓喜したのでした。
人類最大の功績である、ワクチンを作り上げたシン博士に、賞賛の声を送ると、彼女も命を懸け人類の未来に貢献してくれた怜人と絵里紗に、計り知れない感謝の意を示しました。
皆が喜び合っているのを尻目に、アナスタシア姫の側近である『オリガ』は、人目を忍び何者かに、大公が目覚めたことを密告していました。
一方、UW日本支部では、爆乳を携えたクロエが密告者による『MKウィルスのワクチン完成』の報告を受けている真っ最中でした。
しかし、余裕の表情を受けべながら、MKウィルスのワクチンについては既に手を打っているといい、問題はナンバーズの子供だと指摘。
もしも、ナンバーズの子供『男の子』だとしたら、悲しい結末になると予想していました。
そのため、ワクチンよりも重要視すべきは火野であり、日夜子作りに励んでいた彼との間に男の子を授かった『クサカベユカリ』が目下の問題とされていたのです。
すると、何なら申し訳なさそうな雰囲気で、そこに現れた『カレン』。
彼女は、先に怒らないでねと前置きをしながら、火野とユカリが脱走したと報告し、お得意のてへぺろで切り抜けようとしました。
その頃、ドラマか映画のワンシーンのように、石動の運転するドラック内のコンテナに隠れながら、身を寄せ合い逃亡をしている火野とユリコ。
『きょうちゃん…こわいよ…』と泣きながら縋り付くユカリを強く抱きしめ、火野は『大丈夫…俺がついてるから…』と彼女を励まします。
火野は、生まれてくる男の子を守る為、身籠ったユカリを連れ、担当官の『カレン』と共に、逃げ出したのでした。
終末のハーレムの80話のネタバレ 恭司と寧々子
逃亡中の火野は、周防や片桐がいる場所へと避難していました。
その頃、怜人はちは、MKウィルスのワクチンを増産するため、動き出します。
アナスタシア姫はヨーロッパ。
ビンビンは中国。
マリアはカナダ。
シン博士はインド。
そして、怜人は絵里紗を連れ日本へと帰ることになりました。
危険だと、指摘されますが他のナンバーズや、周防美来がいるため、戻るという選択肢は変えるない様子の怜人。
それに、一刻も早く、UWがロスアニア国へと攻めてくる前に、MKウィルスのワクチンを増産し、身の潔白証明しなければならないのです。
すると、火野から丁度連絡が入り、今後の合流場所について、話し合いました。
その後、少し身体を休むこととなり、ここまで手伝ってくれた寧々子に感謝の気持ちを伝える火野。
すると、寧々子は『今だけは担当官ではなく女性として見てほしい』と火野にお願いをしました。
柔らかな寧々子の身体をそっと抱き寄せ、火野はそのままキスをします。
『寧々子ちゃんの肌、すごくきれいだ』と、首筋や生々しい脚、美尻や美乳を順番に舌を這わせ、愛撫していきました。
気持ち良くなった寧々子は、ゆっくり足を開き『早く恭司さまの…ください』とおねだりをします。
『今だけは私を見て』という寧々子を火野は、受け入れ優しいメイティングをしたのでした。
ナンバーズとメイティングをした初めての担当官は寧々子となりました。
その頃、日本のUW支部では、クロエが大激怒しており『ロスアニア国を砲撃』『ナンバーズも全員始末』することを決定します。
クロエは、これまでに色々裏で手を回してきたのにもかかわらず、火野とゆかりに逃亡されては全てが水の泡。
怒り狂い、目の焦点が合っていない表情を浮かべたクロエは『3日後、ロスアニアにミサイルを撃ち込むわ』と言いました。
終末のハーレムの81話のネタバレ 運命の日 土井とゆず先生
怜人たちも、UW本部がミサイルを準備していることを知り『これから3日間で世界の命運が決まる』と覚悟を決めます。
怜人は絵里紗と周防を引き合わせたいと思い、絵里紗は絵里紗で周防さんについて、言わなければならないことがあると明かします。
一方、土井は以前メイティングをした可愛い美少女たちのメイド姿に見惚れていました。
これはカレンが土井のマンネリ化を防ぐために、提案した趣向でした。
『何でもしてください、ご主人様』という美少女メイド7名を目の前にした土井は、まるで王様気分です。
服を脱ぎ始めた美少女たちは、7人で土井の身体を舐め上げ、綺麗にしていったとは、床に並びまるで肉体の絨毯のように土井をその上に乗ってもらいました。
一番にご褒美を欲しい一条は、我先にと脚を広げ、おねだりをします。
素晴らしき土井ガールズ『東堂・一条・春歌・水兎・律香・小雪・葉句露』の裸体絶景。
交互&上下逆さまに、尚且つ一列に並べられた彼女たちは、土井が正常位と69をし易いようにと、配慮された順番に横たわっていました。
欲情した土井は、夢のような8Pという大乱交ハーレムをたっぷりと堪能。
メイティングを終えた後、カレンは土井をとある病院へと連れ出します。
すると、そこには…。
土井がずっと一途に想いを寄せていたお相手『ゆず先生』がいました。
ゆず先生は、土井の子供を身ごもり、そのことを本部にバレないようにカレンが手を回し、隠れて生活をしてもらっていたのです。
そして、ゆず先生のお腹の中にいる子供が『男の子』だということもわかりました。
終末のハーレムの82話のネタバレ 絵里紗の提案 周防との再会
土井は、火野がUWから逃亡したということを聞かされ、さらにゆず先生から『私たちを守って』と抱き着かれました。
真剣な表情を浮かべた土井は、カレンに『あのカードを切ろう』と指示をします。
その頃、怜人は絵里紗から、周防美来は自分のクローンだという衝撃的な事実を聞かされていました。
ですが、不思議と初めて周防と出会ったときから、なんだか絵里紗の面影を感じていたので、すんなりと納得します。
その後、絵里紗がとある洞窟に向かうと、そこには周防美来の姿がありました。
絵里紗が周防に『大事な話がある』と呼び出したようでした。
周防の艶めかしい身体に触った絵里紗は、泣きながら『あなたは私のせいで、ごめんなさい』と謝罪をします。
すると周防も『ずっとあなたに会いたかった。私のために涙を流してくれる人で良かった』と返したのでした。
そして、覚悟を決めた絵里紗は、周防に『怜人のことが好き?あなたにしか頼めない。怜人とメインティングして』とお願いをしました。
終末のハーレムの83話のネタバレ 二人
その頃、火野はゆかりの出産に立ち会っていました。
まひるは生まれてくる赤ちゃんがもしも、MKウィルスに感染していたらと不安になり、涙を流します。
しばらくして、出産が終わり、赤ちゃんの元に駆け寄る火野と、彼を見守る怜人たち。
すると、笑顔で喜びながら、火野は無事に赤ちゃんが生まれたことに歓喜しました。
その様子をみて、心の底から安堵する一同。
赤ちゃんは、皆の期待通り『MKウィルスの抵抗力』を持っていました。
火野の出産も無事に済んだことを確認した怜人は、絵里紗に言われた、洞窟へと向かいます。
そこには、絵里紗と周防の姿があり、周防は布1枚といったようなセクシーな格好をしていました。
絵里紗は、MKウィルスのワクチンが完成したとはいえ、怜人たちには沢山の子供を作って欲しいと説明をします。
そして、戸惑う怜人に絵里紗は大胆にも、とある提案をしたのでした。
それは『周防さんと私は同じ遺伝子を持っている。だから3人でしない?』と3人で交わるメイティングを切り出したのでした。
戸惑い赤面する怜人に周防は『私がお願いしたんです』と言います。
そして、
周防は『私と絵理沙さん、二人で一人の女性だと思ってくれませんか?』
絵里紗も『目覚めてから私のために我慢してくれてるのを知ってる。だから喜ばせてあげたい』
と、美しい似通った同じ遺伝子を持つ二人の美女は、服を脱ぎ艶めかしい裸体を晒し、怜人に詰め寄りました。
『怜人様、あなたの愛をください』と周防からキスをされ、『怜人、好きだよ』と絵里紗からもキスをされます。
そして、絵里紗は周防のアソコを綺麗な指で広げ『怜人、優しくしてあげてね』と怜人を誘導。
怜人は絵里紗に促されるままに、周防の膣内に挿入しました。
周防は『もう離れないでください』と言い、すぐに果ててしまう怜人。
すると、絵里紗は怜人に『まだできるでしょ』と言わんばかりに、跨り自分から怜人と交わります。
積極的な絵里紗は恥じらいながらも、怜人に誰にでもこうじゃないと顔を赤くします。
そんな仲睦まじくメイティングをしている怜人たちの元には、クロエたちUWが迫っていました。
終末のハーレムの84話のネタバレ UWの襲撃
幸せな3人のメイティングが終わり、今後について話を進めようとした瞬間、アラームが鳴り響きました。
UW職員が襲撃してきた合図だと察した怜人たちは、急いで逃げ始めます。
なんとか洞窟を抜けますが、そこにはイヤらしい笑みを浮かべたクロエが待ち構えていました。
そして、最悪なことにクロエの放った弾丸が途中から合流した火野の胸に直撃。
苦しみの声を上げながら、火野の胸は赤く染まっていきます。
クロエは、どうやらナンバーズ全員を悲しい事故として、処理するつもりのようでした。
そして、アメリカでは化学が進んでおり、女性たちだけで生殖できる環境が整っていることも明かします。
さらに、以前、慶門市の病院で谷口夫人に毒を盛った件も、彼女たちの仕業だったことも次々と暴露。
全てを洗いざらい吐き出したクロエは、怜人たちを一層する命令を出します。
しかし、クロエから命令を受けとったUWのヘリが突如、爆破され大破します。
そこには、カメラを持った満面の笑みを浮かべた『カレン』が先程のクロエと怜人たちの暴露話の全てを録画していたようです。
そして、気がつけば辺り一面には、イザナミの女性陣が銃を持って囲んでおり、UW職員は囲まれてしまいました。
終末のハーレムの85話のネタバレ 新たなる時代の幕開け
ピンチを察したUW職員は、一斉に逃亡し、それを追うイザナミグループ。
これは、どうやら土井が以前東堂に頼み込んだこととリンクしており、東堂にイザナミの連中とコンタクトを取っておくようにと指示したものでした。
そして、一旦落ち着いた状況に戻った怜人たちは、慌てて撃たれた火野の元へと駆け寄ります。
ですが、打たれた場所が悪いようで、もう助からないと分かりました…。
みるみるうちに血圧が下がり青ざめていく火野の表情。
火野は自身の運命を悟り、先程生まれた赤ちゃんに『恭一』と名付け、怜人に『ゆかりと赤ん坊を頼む』とお願いをしました。
そして、今まで自分とメイティングしてくれたガールズメンバー、担当官の寧々子を思い浮かべながら、ゆかりと赤ん坊ともっと一緒に居たかったと泣きながら言います。
そして『みんな心配だな』と言い残し…二度と覚めることはない…深い眠りにつきました…。
その後、カレンが撮影した映像を世界中にばらまき、世界中でUWへの暴動が勃発。
ナンバーズ『火野恭司』の暗殺事件は、すぐに日本でも公開され、日本中も大混乱に陥りました。
UW職員は最早、暴力の恰好の的となり、日本に居られなくなったクロエは、日本からの撤退を余儀なくされました。
そのクーデターを率先して行い先導していたのは、火野の担当官『寧々子』でした。
火野を愛していた寧々子は、静かに青い復讐の炎を燃やし、その手に銃を持たせていました。
その一方、土井とカレンは『コールドスリープ中の男性を起こそう』という話を進めていきます。
土井は、自身で担うことのできるメイティング相手には、限りがあるを感じており、さらには他の女性たちの反感もかうと推測。
なので、自分たちへの協力を条件に、男性たちを自身の管理下におけること、そして万単位で目覚めた男性たちの管理を行える立場を手にする事ができれば、カレンの野望に近づくと思っての提案でした。
土井の提案に、カレンも同意し、ワクチンを作った怜人たちの手柄も横取りして、彼らよりも、自分たちの方がもっと人気者になろうと、世界の支配者を目指すことを決意します。
その一方、怜人は親友の火野を失ったことに責任を感じてしまい、絵里紗に1人にして欲しいと塞ぎ込んでしまいます。
そして、絵里紗は周防にとある提案をします。
それは、定期的にカプセルでメンテナンスを行わなければならない周防を解放するためのモノでした。
周防は、反対しますが、絵里紗は『私たちは2人で1人。怜人のためにも必要』と覚悟を決めた様子。
そのころ、クロエは海上の空母にいました。
日本のことを『ジャップ』だと罵り、未だに日本に対する怒りが煮えたぎっている様子の彼女。
クロエは恐ろしい顔をしながら『あのワクチンには仕掛けがしてある』と意味深な言葉を漏らしました。
そして、土井とカレンは、怜人たちが塞ぎ込んでいる間に、自身の姿を大々的に晒し、アイドル並みの地位と権威を手に入れていました。
あたかも、自分たちが『MKウィルス』を開発したというようなミスリードな演説をし、スーツ姿でビシッと決め、アイドルの大規模なコンサート会場のような場所で、沢山の女性から歓声を浴びる土井とカレン。
大勢の女性に囲まれながら、カレンは『翔太様のハーレムはこんなもんじゃない。世界中をハーレムにします』と言い、
土井は『僕の横で実際に世界を支配するのは君ってわけか?』と、カレンの野望を理解した上で便乗の意を示します。
するとカレンはニヤリといつもの笑みを浮かべ『どの子にしますか?』と土井に問いかけます。
土井の目の前に映るその光景、それはまさに…
『終末のハーレム』でした…。
終末のハーレム セミカラー版 12巻 感想レビュー
『終末のハーレム セミカラー版 12巻でした♪』
今作で『終末のハーレム』シーズン1は終わりを迎えました。ようやくメインヒロインの『周防美来』さんとメイティングをなされた『怜人』さん。そして、MKウィルスのワクチンもこれから増産されるということで一旦は世界の命運も前向きに進み始め何よりだと思います。
そして、何よりも悲しかったことは、火野さんが亡くなってしまったことですね…。未だにショックであり、私も怜人さんと同じ心境で心ここにあらずといった感じです…。さらに相も変わらず『カレン』さんの野望は凄いですね。シーズン2の感想レビューも順次して参りますので、どうか楽しみになされてみてください。
長らく、お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。m(__)m。
シーズン2の記事で、またお会いいたしましょう♪(*´ω`*)/
終末のハーレム セミカラー版 12巻
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