怪獣自衛隊 1巻 ネタバレ・感想レビュー
今回は『怪獣自衛隊 1巻』のあらすじ・ネタバレ・感想とエロ漫画を無料で読める試し読みの方法をご紹介いたしますので是非、お役立てください。
作品紹介
『怪獣自衛隊 1巻』
豪華客船で祖母と旅行を楽しんでいた少女『防人このえ』。
そんな彼女が大海原を航海中に、出会ったのは…。
人類を捕食する大型モンスターの『怪獣』でした…。
1巻のデータ情報
おすすめ度 | ★★★★★ |
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安全性 | ◎評価 |
カテゴリー | エロ漫画・試し読み |
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2020/11/9 |
掲載サイト | 月刊コミックバンチ |
著者名 | 井上淳哉/白土晴一/企画協力 |
シリーズ | 怪獣自衛隊 |
作品名 | 怪獣自衛隊 1巻 |
話数 | ・第0話 プロローグ ・第1話 状況、怪獣! ・第2話 非常呼集 |
怪獣自衛隊 1巻
怪獣自衛隊 0話のネタバレ プロローグ
時を遡ること、4年前。
日本最南端の沖ノ鳥島。
突如、現実とは思えない程の『巨大怪獣』に襲われた現地の人々は、必死の救援要請も虚しく、途中で消息を絶ってしまいました。
現場に急行する海上自衛隊の護衛艦『くれづき』の乗務員の中には、怜和に起こった津波で大切な家族を亡くしてしまった方もおり、津波の根源が地滑りだったため、避難勧告が遅れたとされています。
沖ノ鳥島の通信からは『巨大なバケモノに襲われた』という必死の言葉を最後に、連絡が途切れてしまいました。
それから、程なくして現場に到着した護衛艦くれづきは、巨大怪獣の存在をソナー探知で確認した後、視認でも確認。
それは…『全長100m以上…時速60kmで移動する巨大な巨大怪獣』でした…。
『著者名:井上淳哉 引用元:怪獣自衛隊1巻』
巨大怪獣を目の前にして、護衛艦くれづきは、為す術もなく、見るも無残に船体を引き裂かれ、多大な損失と大勢の尊い犠牲者を出しました。
ーーーーーそれから4年後。
日本は、再び、謎の巨大怪獣と遭遇をすることになるのです。
尖閣諸島に、巨大怪獣が出現したことにより、中国船も参戦し、自分たちの領土踏み入れるなと言わんばかりに、怪獣に容赦なく発砲攻撃。
しかし、そんな攻撃などものともしない巨大怪獣は、大砲の反対側に回り込み、まるで嘲笑うかのように笹船を沈める感覚で沈没させたのでした。
総排水量3000t級の海警船がいとも簡単に粉砕された衝撃の事実と、怪獣の化け物パワーを目の当たりにした日本の海上保安庁の『巡視船』では、対抗する術がありませんでした。
その頃。
主人公『防人このえ』(22歳)は、来月から自衛官になる期待を胸に、祖母と一緒に豪華客船の『富岳』で、旅行を楽しんでいました。
本来、一緒に参加する予定ではあったものの急に亡くなってしまった祖父の分まで、名一杯楽しもうとする二人。
普段では、関係者以外立ち入り禁止エリアも見学できる今回のツアーは、2人にとっては最高に楽しい旅行となる予定でした。
『著者名:井上淳哉 引用元:怪獣自衛隊1巻』
このえは、子供の頃から憧れだった『自衛官』になりたいと思う夢をあきらめきれず、そんな彼女を祖父は強く背中を押して応援してくれました。
しかし、祖母は実際に戦争で多くを失った経験から『自衛官=戦争』といったイメージ強くあった為、反対している様でした。
現代っ子である、このえと、祖母の時代による価値観の違いは、相容れないものと言えました。
そして、このえが自衛官という職種に憧れた理由は、過去の経験からでした。
以前、日本を襲った津波により、崩れ崩壊した家の中で、学生だったこのえは、身動きの取れない状態で閉じ込められていました。
このまま、ここで死ぬのかな…と絶望しかけていたこのえを救ってくれたのは、一人の『自衛官』と『災害救助犬』でした。
長時間、閉じ込められたことにより、全身、汗まみれ、糞尿まみれのこのえを必死に躊躇なく助け出してくれた自衛官。
『著者名:井上淳哉 引用元:怪獣自衛隊1巻』
遠のく意識の中で、必死に見つめた自衛官の横顔は、あまりにも眩しく、その時、自分もこうなりたいと心の底から思ったのでした。
後日、自分を助けてくれた自衛官にお礼を言い行ったこのえに、彼は『当然のことをしたまでです!』と、何処までも清々しくカッコイイ自衛官。
このえが、憧れを抱くのも至極当然のことでした。
そして、豪華客船の大広間でディナーをとる、このえと祖母は、自衛官の職種に対しての価値観の違いを議論し合います。
自衛官になりたい気持ちを熱く語るこのえ、戦争や危険の怖さを危惧する祖母。
2人がしんみりとした空気になる中、巨大怪獣は暗い海で大きな巨体を暗ませていました。
その頃、奇跡的に巨大怪獣から救出できた生存者からの情報により、海上保安庁は怪獣が、人を喰うことを知ります。
怪獣自衛隊 1話のネタバレ 状況、怪獣!
翌朝。
このえは、寝坊をしてしまい先に起床していた祖母を探す為に、船内を探索していました。
すると、船内が騒がしくなり、ニュースの報道で騒がれている巨大怪獣が、この豪華客船から肉眼で見えると皆、恐怖に怯え始めます。
乗客乗員600名が命の危機にさらされている中、日和見の政府は、またしても海上保安庁の救助活動で済まそうと、自衛隊の派遣を渋っていました。
そして、巨大怪獣は、危害を加えていない豪華客船に勢いよく体当たりをし、乗客たちを恐怖のどん底に落としはじめたのです。
その様子を甲板から見ていたこのえは、お金稼ぎの為に、生配信で巨大怪獣を撮影している忠告を無視した男性乗客が衝撃により落下しそうになった瞬間をキャッチします。
このえは、自分だけの力では引き上げられないと察して、他の乗客にも手助けを求めますが、巨大怪獣が客船を潰そうとする姿を見て、その場から逃げ出してしまいました。
『著者名:井上淳哉 引用元:怪獣自衛隊1巻』
宙ぶらりんになった男性乗客を絶対に放さないと誓ったこのえは、気合と根性で耐え抜きます。
こんな時のために、今まで辛い訓練に耐えてきた、祖母に何と言われようとも、守ってもらったこの命で恩返しをするんだ!と強い意志と誇りで、このえは見事、大人の男性を引き上げたのでした。
危険に瀕した人命から、目を逸らさず、見捨てず、私利私欲で自業自得の人間の命までも、分け隔てなく救ったこのえ。
客船の一部が巨大怪獣に押し潰される寸前で間一髪逃げ延びることができたこのえは、乗客たちに賞賛され、思わず憧れのあの人と同じと言葉を返したのでした。
『著者名:井上淳哉 引用元:怪獣自衛隊1巻』
巨大怪獣からの攻撃で大きな損傷を受けた豪華客船でしたが、航行に支障はなく一安心をしたのも束の間、巨大怪獣は左舷からスッと巨体を沈ませると、今度は船底にしがみ付きました。
乗客の不安を和らげる為、船内アナウンスを流しましたが、リアルタイムで実際に、巨大怪獣の脅威を目の当たりにした乗客たちは、いつ豪華客船を沈められてもおかしくはないと恐怖が全身を支配します。
このえは、今朝から行方知れずの祖母を探す為、船内を捜索しに行こうとした矢先、海上幕僚監部『弦原海』と名乗る男性から電話がかかってきたました。
弦原海は、防衛大で以前、このえに講義をしてくれた海将補でした。
特殊な方法で直接このえに電話をかけてきた弦原海の要件は、たった一つであり、このえが自衛官となる任官前ということが承知で、豪華客船『富岳』の乗員乗客救助の為、任務を遂行してもらうことでした。
『引用元:怪獣自衛隊1巻 著者名:井上淳哉』
弦原海に頼めるのはキミしかいないと言われ、身が引き締まる思いで、より一層決意を強くしたこのえは、了解をしました。
怪獣自衛隊 2話のネタバレ 非常呼集
さっそく、テレビ電話に切り替えたこのえは、船内の様子をカメラに移し、船員の案内と指示に従い、ブリッジへと急ぎます。
しかし、ブリッジに到着したこのえは、悲惨な状況を目の当たりにしたのでした。
ガラス窓が破られ、床には破片が飛び散り、機器も故障しているように損傷し、誰も居なくなったブリッジはあちこちベットリと血液が飛び散っていました。
『引用元:怪獣自衛隊1巻 著者名:井上淳哉』
このえが、あまりの地獄絵図にあっけにとられていた直後、火災&浸水を知らせる警報が鳴り響きます。
巨大怪獣は、船底にしがみ付いたまま、鋭利な爪で船壁を破り、機関部分をパニックに陥れていました。
ブリッジに続き、機関室も沈黙してしまった今、船員たちは自発的に乗客たちを非難させる為、救命艇へ乗り込ませていましたが、それを許さない巨大怪獣。
しなやかに伸びた気持ちの悪い触手で、パクっと蛸が獲物を捕食するかのように、乗り込みを急ぐ女性乗客を搦め取り、海中へと引きずり込んでいきました。
『引用元:怪獣自衛隊1巻 著者名:井上淳哉』
カッと目を見開き、立ちすくむ乗客たちは、目の前で繰り広げられる殺戮に、絶句するしかありませんでした。
口火を切ったかのように、大パニックとなった乗客たちを尻目に、次々と触手で喰い捕えていく巨大怪獣。
この時、迷子の親を探してあげていたこのえの祖母は、救命艇の奥でひっそりと縮こまっていました。
一方、このえはブリッジの状況を確かめていた際、一人の生存者を見つけました。
その彼から、何が起きたのかを訊こうとしたした矢先、巨大怪獣の触手がブリッジに侵入。
生存者である彼の下半身を丸呑みにし、窓から外へと引きずり出そうとしますが、寸前のところでこのえは、彼を引っ張り、鍛え抜かれた足で壁に踏ん張ります。
『引用元:怪獣自衛隊1巻 著者名:井上淳哉』
必死の苦しい表情を浮かべながら『放さないで…』と懇願する彼に『もちろんです…』と歯を食いしばるこのえ。
そんな時、このえたちを救ってくれたのは、先程このえをブリッジに案内してくれた女性船員でした。
彼女は、勇敢にも、斧で触手に一太刀食らわせたのです。
偶然にも、彼と彼女はカップルでした。
そして、斧により負傷した触手が次にターゲットに選んだのは…。
怪獣自衛隊 1巻 感想レビュー
『怪獣自衛隊 1巻でした♪』
はじめて『怪獣自衛隊』のパッケージを見た時から強く、こちらの作品に惹かれました。こうしたSFチックのモンスターパニック作品は、個人的にとても好きなのですよね。
自衛官を夢見て日々辛い訓練にも耐え、正義感と使命感を持ったヒロイン『防人このえ』さんの不屈の意志がとても魅力的であり、まさに主人公に相応しいヒーローです。今後の展開が楽しみで仕方ありません。